こんにちは。
地震が起きてから6日が過ぎました。
死者・行方不明者が1万5000人を超えたみたいです。
自分もだんだんと地元の友達や知り合いと連絡がとれ、地元の情報を色々と聞く事ができました。
家が全壊した親戚、両親が行方不明の友人、中にはまだ行方不明の友人すらいます。
そんな中毎年3月末に香川で行われる海外派遣選考会について、予定通り行われるのか、延期なのか、中止なのか、選手は気になっていました。
連盟の公式HPでこう記載されていました。
常務理事会より
この度の東北地方太平洋沖地震で甚大な被害にあわれたすべての皆様、カヌー関係の皆様に深甚なるお見舞いを申し上げます。
さて、日本カヌー連盟は直近に下記の三競技会の開催を予定しております。これら三競技会の扱いについて、13日(日)電磁的方法による緊急の常務理事会を開催し、慎重に協議致しました結果、「予定通り開催する」ことと致しました。
しかし東北がこのような状況の中、大会を予定通り開催するのはどうなのだろうか?
といった声が非常に多く上がり、日本中の大学で大会に参加するかしないかを話し合うことになりました。
そして鹿屋体育大も今日ミーティングが行われました。
このような状況で大会に出る気にはなれない。
大会に出れる状況なのに出ないのは出れない選手に失礼なのでは?
大会に出るお金があるなら義援金に回せるのでは?
どちらの意見も共感できて、どうすればよいか決めかねる・・・。
といった様々な意見が飛び交いました。
そこで、鹿屋体育大学は、「自由参加」という結論にたどり着きました。
理由は上に挙げたように、地元が被災し大会に出ている場合ではない。大会に出ないからといって、鹿児島に残り何ができるのか?連盟が大会を開催すると言った以上、選手としては大会に向けて調整を行うべきである。などと、最終的に参加する人・参加しない人で意見が割れました。
そこでどちらの意見も尊重すべきであるとし、自由参加という結論にたどり着きました。
大会に参加する選手たちは、自分の実力を精一杯出しきってこれるように頑張りましょう。
ではまた更新します。
工藤
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