第102話 新型インフルエンザの脅威!

  • 学生サービス課
  • at 2009/11/26 09:54:53

            
  
 
昨年、メキシコで誕生した新型インフルエンザ(H1NI型:豚型)は、僅か数ヶ月で世界中に拡散し、今なお、大きな脅威となっています

4月のWHOの発表では、致死率0.4%、57~58年に大流行したアジア風邪(H2N2型:200万人死亡)の0.5%に匹敵し、感染力は季節型インフルエンザよりかなり強いと言われていました

しかしながら、その毒性が弱く、プレパンデミックワクチン「タミフル」などの処方により死者数も少ないことから、ずるずると長引き、休講や課外活動停止がいつ起こるか分からないから、いっそまとまって感染し、一時期にやり過ごしたらいいのではないかという安易(無謀)な考え方さえ生まれてきています

ブラックジョークでは済まされない問題です

今、感染拡大を防ぎ、パンデミック(世界的大流行)を防ぐことには大きな意義があるのです

もし、感染拡大の防止策を怠り、パンデミックに陥ったとしたらどうなるでしょうか、国内に目を向けて考えてみましょう

 ●数千あるいは数万人単位の患者が同時発生し、医療機関に殺到
 ●医療関係者にも感染者が発生し、医療サービスが低下
 ●医療機器やベッドが不足し、重症者であっても入院不可能となる
  そのため、短期間に相当の犠牲者が出ることになり、さらに
 ●ライフライン従事者の発症により、社会機能が低下する
 ●自治体、警察・消防などの公安関係者の発症により治安が悪化
 ●流通はストップし、生活に支障を来す
 
つまりは、同時期に大量の患者が集中することによって引き起こされる医療機関や社会機能の麻痺、被害を最小限に防ぐ方法が、感染拡大の防止なのです 

流行のピークを低く抑え、地域全体の感染の拡大を出来るだけゆっくりにすることが、被害規模の縮小に繋がるのです

新型インフルエンザウイルスは、感染を繰り返す度に変異し毒性を強めています。そして、そのことは、近年の患者数の増加、死亡率の増加にも繋がっています

身近(大隅半島)で起きた死亡例が報道されていますので、下記に掲載します



       ワクチン接種後に感染、死亡
   国内初、新型インフル-30代女性看護師

      
11月25日19時48分配信 時事通信
 鹿児島県は25日、新型インフルエンザに感染した30代の女性看護師が死亡したと発表した。

 女性は10月下旬に医療従事者として新型インフルエンザワクチンを接種。厚生労働省によると、ワクチン接種後に新型インフルに感染し、死亡が確認されたのは国内初という。
 職場や家族らに感染者は出ていない。
 女性は甲状腺機能低下症などの基礎疾患(持病)があった。

 県健康増進課によると、女性は11月上旬には、季節性インフルエンザワクチンも接種。20日までは通常通り勤務していたが、21日に40度近くまで熱が上がり、医療機関を受診、簡易検査でA型陽性と判明した。タミフルを処方されたが、25日にインフルエンザ脳症で死亡した。

 女性は一般的にワクチンの効果が出始めるとされる接種3~4週間後に感染したことになる。ただ、同省は持病により免疫力が低下している場合は、ワクチンの効果が十分得られない可能性があるとしている。 


私には、甲状腺機能の低下が、どれほどのものかは分かりませんが、普通に看護師として勤務されていた30代女性でも、死に至らしめる新型インフルエンザの未知なる毒性、脅威に、しっかりとした感染防止対策を取って行かなくてはなりません

 ◆手洗い・・・いえ、手を磨く、殺菌消毒する。顔を洗う。うがいをする
 ◆マスク・・・咳き込む人へは近づかない。発熱・咳があったら着用する
 ◆外出・・・・人混みへの外出、集会へはなるべく参加しない
 ◆検温・・・・体温計を所持し、毎朝検温し、体温の変化を確認する
 ◆受診・・・・異常を感じたら医療機関で受診する
 

                                   タミフル服用後の注意  

タミフルは、発症後なるべく早く服用するほど効果が高いとされていますが、服用後の異常行動も指摘されていました。
 
その検証も成されないまま、新型インフルエンザに有効であるとのWHOの見解が出たため、ワクチンのない現状でプレパンデミックワクチンとして、代用されているといっても過言ではありません。
 
報道例のように、今まだ、未知のウイルスと未知のタミフル(現在ではリレンザも使用されています) との攻防戦です。

タミフル服用後にどのような副作用が現れるとも限りませんので、少しでも異常を感じたら、早急に医療機関での受診をお願いします。

 
この部ログでも、再三、お知らせしておきましたが、新型インフルエンザを弱毒型と侮らず、万全の予防策をとってください
 
 
                          学生サービス課 すわはら


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